金華山にある岐阜城に行く場合、お城を見るだけが岐阜城にいく楽しみだと思っていませんか?
今回は、岐阜城のお城に関してや歴史にまつわるスポットではない、
ちょっと違った岐阜城周辺の楽しみ方、利用の仕方を探してみたいと思います。
岐阜城にある岐阜公園ではちびっこ広場がにぎわっている?
金華山の山頂にある岐阜城に観光するときには、
必ずといっていいほど岐阜公園を通って向かう人がほとんどだと思いますが、
そんな人が意外と気づいていない場所があるんです。
岐阜公園の長良川寄りの場所に、子供向けのスポットが数年前にできていたのですがご存じでしょうか?
その名も「ちびっこ天下広場」というスポットが、岐阜公園内に2018年3月にオープンしました。
金華山の自然に囲まれた場所にあって、「天下広場」と名付けたように、
古民家をイメージしたかやぶき屋根の滑り台や砦をイメージした物見やぐらなど
信長が活躍していた頃、戦国時代をイメージする遊具が設置されています。
そんな信長の時代をイメージしたちびっこ天下広場は、
幼児用エリアと児童用エリアと、対象年齢別の2つのゾーンに分かれていて、
それぞれ年齢に合わせた遊具が設置されているのです。
幼児用エリアにはクッションマットやダブル滑り台の幼児遊具、
児童エリアには全長約14メートルのロングスライダーや
ぐるぐる3回転するうずまきスライダーなどがあり、
幼児用は対象年齢3~6歳ほど、児童用は6~12歳を対象にしています。
狭い公園だと、弟や妹が対象の遊具しかなかったり、
逆に高学年向けの遊具ばかりで、幼い子供たちが安心して遊べる場所がなかったりして
兄弟みんなで遊ぶことも難しいでしょうが、
ここなら3歳から12歳までが対象ですので
家族で遊びに行ってもみんなが楽しめそうですよね。
幼児用エリアには、小さな子供が転んでもいたくない人工芝マットが敷かれていたり、
木々も近くにあって木陰ができて真夏でも涼しそうな感じです。
一方、児童用エリアには木陰がなさそうなので、
お弁当持参でお出かけするならポップアップテントなど、日陰にできるグッズも
もっていったほうがよさそうですね。
岐阜城にある岐阜公園では池を散策
岐阜城のある金華山のふもとには岐阜公園が広がっていますが
その岐阜公園には岐阜護国神社や日中友好庭園が隣接しており、
整備された公園とはちょっと違った風情を楽しむことができます。
注目すべきは「池」で、
岐阜護国神社と日中友好庭園の間には、「御手洗池(みたらしいけ)」があり、
その池には歴史にまつわる言い伝えがあったり、
この池にまつわる話に関係してかっぱ祭りというお祭りが護国神社で行われたりもします。
その言い伝えの内容がどんなものか、については池のほとりに説明書きがありますので
是非ご自分で確認してみてくださいね。
御手洗池の他にも見どころがもちろんあり、
日中友好庭園には友好都市である中国、杭州市の名所である西湖を模した池が造られており、
その池のほとりでは春には桜が咲き、秋には紅葉が楽しめます。
そして、敷地内からは月と岐阜城や桜とのコラボの写真が撮影できるスポットになります。
天気のいい、月がきれいな桜の季節には、多くのカメラマンが訪れている場所です。
私個人的には、この池に映った桜と月がお気に入りです。
以前、池のほとりで花見をしていたら多くのカメラマンが月と岐阜城を撮影しようと
待ち構えていました。
桜の時期はちょっと肌寒いのですが、多くの人でにぎわっていましたよ。
岐阜城にある岐阜公園周辺で桜を楽しむには?
堤外第二駐車場の目の前で、ちびっこ天下広場のすぐ脇にある
日中友好庭園でも前述のように桜が楽しめますが、
岐阜城周辺には、桜の季節になったらもう一か所訪れてみてほしいところがあります。
そこは、飛騨美濃さくら33選にも選ばれた、長良川堤の鵜飼桜です。
鵜飼桜とは、樹齢百年といわれる江戸彼岸(エドヒガン)のことで、
幹の周りは約2.5m、樹高約8mの早咲きの桜です。
これは岐阜護国神社境内にあって、鵜飼桜の名前の由来は
昔、長良川鵜飼で獲れる鮎の漁獲量の予想を桜の花の数を目安にしたことから、だといわれています。
護国神社境内だけではなく、長良川の堤にも
ソメイヨシノを中心とした桜並木が約1kmほど続いていて
桜の時期になると夜間ライトアップや出店もあり、
シーズン中には花見客でにぎわう場所です。
駐車場に車を停めて、徒歩で桜を楽しみながら散策するにはもってこいのスポットですよ。
まとめ
頂上に岐阜城がそびえる金華山の麓には、桜や池など、このように見どころがたくさんあり、
家族でゆっくり遊べる場所もあります。
すべてを回るのにも簡単には回りきれる広さではありませんので、
季節を替えて何度も散策しにきていただきたいです。
岐阜公園と金華山は、小さなお子さんからお年寄りまで
年齢層さまざまな人に来て楽しんでもらいたいスポットです。
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