金華山の山頂にある岐阜城に遊びにきたのなら、せっかくですから
どこにでもあるお菓子などではなく、
岐阜にちなんだおみやげ物をゲットして持ち帰っていただきたいと思っています。
でも、岐阜にはどんなものがあるのかをよく知らなかったら、
何が岐阜にちなんだお土産なのかわからないでしょう。
ですから、どんなものがお土産としておススメか、
岐阜らしいものをいくつか紹介させていただきます。
家に戻ってからもこれらを味わったり眺めたりすることで、
岐阜の旅を思い出していただけたら幸いです。
岐阜城周辺で買える岐阜のお土産
私の一番のおすすめは、「登り鮎」です。
いわゆる「鮎菓子」で、カステラ生地に求肥(半透明な餅状の餡)を包んだお菓子で、
奈川川の清流を流れる若鮎をかたどったものだそうです。
鮎菓子は多くの店が販売していますが、
老舗の「御菓子司 玉井屋本舗本店」にある「登り鮎」は、
宮内庁御買上品の一つで、全国菓子大博覧会で有功大賞を受賞した逸品なのです。
また、登り鮎以外にも伝統的な味を楽しめる和菓子が並んでおり、
明智光秀の娘、細川ガラシャを思い創作したカステラのように、
歴史好きにはたまらないお菓子も販売されていますよ。
他には、岐阜城からすこし駅に戻ったあたりに、行列ができる名店があり、
そちらでは本わらび粉を使用した本わらび餅が有名です。
弾力があるのに口当たりはソフトで、深煎りきな粉がまぶされていて
香ばしくて甘さも上品でとてもおいしいわらび餅です。
土日や祝日などは夕方には売り切れている場合もありますので
早めに立ち寄るのがおススメです。
岐阜城といえば織田信長。
その信長にちなんだお土産が、「起き上がり最中」です。
この最中は織田信長が残した言葉に由来する銘菓として知られており、
岐阜城を幾度もの制圧戦で、ようやく攻め立てることができたとき、
「我正に起き上り最中(さいちゅう)なり」と
信長が発した言葉から作られたお菓子だそうです。
何度も攻め立てて成功させた制圧戦と、何度でも起き上がるだるまの形のお菓子をかけた
縁起物のお菓子なのです。
中の餡にもこだわっており、ずっしり食べ応えのある、お茶うけにちょうどいいお土産です。
岐阜にちなんだ変わったお土産を発見「金華山岐阜城トランプ」とは?
金華山岐阜城トランプというお土産はご存じでしょうか?
私も最近まで知りませんでしたが、
金華山山頂のロープウェイ駅近くにあるお土産物屋に売られているそうなんです。
そのトランプが普通のトランプとどう違うか?ですが、
歴史が好きな人なら興味がわくアイテムでしょう。
まず、裏面のデザインは、織田信長時代の岐阜城をイメージした絵が描かれており、
数字のカードの表面は通常通りの柄なのですが、
絵柄カードが普通のカードは洋風のキングやクイーン、ジャックですが
この岐阜城トランプでは、すべて岐阜城にちなんだ武将や姫たちが描かれているのです。
ジャックには、信長の重臣であった丹羽長秀や柴田勝家、前田利家や池田恒興が、
クイーンには信長の妹・市やその娘たちの茶々、初、江が描かれています。
そして、キングにはもちろん信長と、その義理の父である斎藤道三、妹の市の夫である浅井長政、
さらに秀吉が羽柴秀吉として描かれているのです。
歴史好きにはたまらないラインナップではないでしょうか。
山頂駅に行ったら、ぜひ土産物屋をのぞいてこのトランプを確認してみてはいかがでしょうか。
岐阜城周辺で手に入れられる御朱印は?
さて、岐阜に来たお土産になるものといえば、お菓子以外にもいろいろありますが、
今度岐阜に行く際にはぜひ御朱印をいただきに行ってみてはどうでしょうか?
岐阜市内には、御朱印をいただける神社がいくつかありますので、それをご紹介したいと思います。
まず、一番有名なのは金神社(こがねじんじゃ)の御朱印です。
毎月最終金曜日に、社名を金色で書いてくれるプレミアムフライデー企画の御朱印がいただけます。
毎回多くの参拝者が訪れますので、並ぶこと必至です。
そして、伊奈波神社、橿森(かしもり)神社は前述の金神社と合わせて親子関係があり、
家族の幸せを願って三社をめぐると満願成就する、といわれています。
それぞれが市内にありますので、ぜひ1日で回って三種類の御朱印をいただいてみてください。
まとめ
このように、岐阜ならではのお土産はたくさんあります。
おいしいお菓子から遊べるおもちゃ、記念になる御朱印など
タイプの違ったものを紹介してみましたが、いかがでしょうか。
2020年には明智光秀を主人公にした連続ドラマも放映されていますので
歴史を体感しにくるのにもいい場所だと思います。
2021年3月ごろまでは岐阜公園内歴史博物館にて
明智光秀絡みの特別展も催されているそうで、
無料駐車場からシャトルバスが出ています。
天気のいい休日には混みあっているようですが、
無料バスが利用できる間に是非多くの人に遊びに来ていただきたいと思っています。
このブログを参考にしてきていただけたら幸いです。
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